・信者数 500人
・本部所在地 東京都渋谷区
・崇拝対象 主神天照大御神

教団の沿革
 創始者の松林秀豪は、1948年7月に、父作太郎、母敬子の長男として、大阪市東住吉区に生まれた。厳格な父に育てられた松林は、かなりのスパルタ教育を受けてきた。時には父の拳骨を恐れるがあまりに、近所に住む一番上の姉のもとへと逃げこんだ。中学2年のときに松林家は一家で上京した。その後拓殖大学第一高等学校へ進学するが、程なくして中退する。

 大阪に戻った松林は、自動車整備工場などで働いていたが、21才のときに再び上京する。その後、30歳になるまで警備会社に勤務するが、この間、松林にさまざまな霊体験が起こる。例を挙げると、一人で食事をしていると、隣に誰かが座っている様な気配がする、夜寝てると突然金縛りに遭い苦しくなるなどの異常事態が続き、会社に辞表を出した。周囲の人々は彼を異常者かノイローゼと見ていたようだが、近所に住む病気の人にに手を当てただけで病を治したり、不幸続きの人に浄霊で原因を取り除くなどと言う霊能力を発揮したため、松林に対する評価は変わってきた。彼は仙道術気功(離れていながら、相談者の体を自由にコントロールできたり、触らないで相手を倒したりする中国に古くから伝わる施術法)を自然に身につけた。この様な、松林が持つ力に最初に気づいたのは、母親の敬子で、敬子は近所の悩める人々を松林の所へ連れて来るようになった。

 1984年に西武線ひばりが丘駅の近くに、「心霊相談所」を開設する。日を追う毎に松林の特殊能力は磨きがかかって次第に人の知る所となり、全国から相談者が相次ぐ。尚、松林には5人の姉がいるが、5人とも歌手や女優など芸能の道へと進んでいる。以前は「ディメンション千手会」と名乗って活動していた。