・創始者 元木勝一
・現継承者 中島教絵教主
・崇拝対象 宇宙一元之大神
・信者数 1,077人
・経典 一元之宮教典
・本部所在地 大阪府大阪市

教団の沿革
創始者の元木勝一(本名:元木勇)は、1906年3月、北海道空知郡の製材業、元木多吉・コマの二男として生まれる。高等科を卒業した後、大阪に出て、鉄工所や造船所等職業を転々としている時、1928年ごろに肺結核で倒れる。医者からあと数ヶ月の命と言われた時に、神の声を聞いて、病気が全快したという。その後深谷霊谷にて霊感を得て修養する。元木は、「神は世に出て霊身一体宇宙一元の大元理を釈いて世界を救うときが来た。救いの道一筋に精神して呉れぬか」との霊示を受ける。1950年10月28日「大日大立元理教団」を立教。1952年10月、宗教法人登記。1964年一元之宮の教団名変更。
同教団により、「1972年6月18日午前8時に大地震起きるので、一刻も早く避難せよ」と云うチラシが名古屋や大阪で配られる。信者たちは自分の土地や家を売って山間部へと逃げる。その当日(1972年6月18日午前8時)にマスコミは一元之宮に集まったが、結局地震は起きなかった。予言が外れた元木は教団施設内で白衣姿で切腹自殺。発見が早かったため助かった。1981年元木亡くなる。

教団の特色
信者は、大阪府八尾市高安山山中にて共同生活を送っている。教義は、浄霊を受け魂を磨いて、天霊の霊教を身に付けて実行し、天地一切の元理を基にして行徳を積み霊感を得て聖霊へと通じ、世界恒久平和に貢献するという。