・創始者 真木応瑞
・現継承者 真木崇日女管長
・崇拝対象 金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅
・信者数 262,790人
・経典 大日経
・本部所在地 福岡県久留米市

教団の沿革
1907年、創始者の真木応瑞は、福岡県福岡市に生まれる。真木は1920年、13歳のときに出家し、仏門に入った。
戦前は政治活動に熱中し乍ら四国へ遍路修行を重ねる。1943年新義真言宗大本山誕生院の院代となる。1945年東京大空襲に僧としての身分に戻る。
終戦と同時に「一三宗五六派を解体仏教の原点釈迦に還れ!」と既存仏教の中央集権的な組織の仕組みを否定する。新義真言宗始祖の興教大師覚鑁から霊告を受け、1948年2月に、卍教団を立教する。
この卍教団の卍の意味は、「Light(光明)」、「Love(聖愛)」、「Life(生命)」、「Liberty(自由)」の4つのLが合成したものである。なお、卍イコール万(悉曇文字)であり、功徳円満の意味もあるという。

教団の教義
合掌するだけで成仏できる「身業一密」という考えである。

教団の組織
寺院が68、布教所が164、教師数が943人である。